■いざ関ヶ原へ

この日は実に快適な天候だった。
山間の道を西へ向かって走る。
今日は神戸からやって来るモトコと合流する予定である。
合流地点は関ヶ原と決めた。
早くこの岐阜県を脱出したかったので、
高速道路を使用することにした。

インターまでの道のりは快適だった。
こうやって何台かで一緒に走るのは久しぶりだが、
4人ともペースを合わせて走るのがうまいのでストレスにはならない。
天気が良くて道も空いている。こういう時は、岐阜県も悪くないなと思う。
山あいの道は、川の流れに沿ってつづく。
風景の色が濃い。
山の緑と空の青。
暑くもなく、寒くもない、実に快適な風の温度である。
4台で快速なペースをつくって走る。
狭い道は、かえってスピード感があって面白い。

そして我々は関ヶ原インターに到着した。
インターの出口で、モトコの到着を待った。
モトコと会うのは久しぶりだ。
考えてみたら、モトコとツーリングをするのはこれが2回目だ。
つまり、我々が礼文島で初めて出会って以来、モトコとは一度もツーリングに
行っていないことになる。
礼文から帰ってきた後、モトコは札幌に引っ越してしまったので、
一緒にツーリングに行くチャンスがなかったのだ。
そして札幌から帰ってきた後も、彼女はすぐ神戸に引っ越してしまい、
顔を合わせる機会もめっきり減ってしまったのだ。
ということで、我々とモトコはまるまる3年ぶりのツーリングということになる。
本人も我々も、今回の集合をかなり楽しみにしていた。

午後3時頃、
モトコはいつも通りの常時全面的なニコニコ顔でやってきた。
モトコは常に このニコニコ状態を持続できる。
これは例えば、
 「オレは2分間息を止めることができるんだぞ!」とか、
 「オレなんて3日間酒を飲み続けることができるもんね!」
などということよりも、はるかに難しい技のように思える。
もともと顔のつくりが全面的なニコニコ型の女であるのだけれど、
しかしそれにしても、あまりにも長時間に渡ってニコニコされしまうと、
これはどうにもすごいことのように思えてきてしまう。
とにかく常に「ニコニコ」な女なのである。

余談だが、モトコの家とオレの家は、距離にして10メートルという
異常にご近所な関係にあった。つまり道を隔てた斜向かいなのだ。
日本最果ての島、礼文島で出会ったというのに、住んでる場所を
聞いてみたら驚くべき近さだったのである。運命のいたずらか、
それとも単なる偶然か、それにしてもビックリな出会いであった。
(但し現在本人は神戸に住んでおり、実家も移転してしまった)



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走っては休憩。走っては休憩。岐阜の道は疲れるよ。
関ヶ原インターにモトコが到着!
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