■何度でもひっくり返るオレのバイク
翌朝パッキングをしていたら、
またしてもオレのバイクがひっくり返ってしまった。
どうも最近は、ツーリングに行く度に毎回バイクをひっくり返している気がする。
「またしても」というのは、
昨年の秋にあんちゃんと本栖湖に行った時にも
やはりパッキング中に全く同じことをやってしまったからなのだ。
道が左に傾斜している場所だと、
サイドスタンドを出したままでオレのバイクは簡単にひっくりかえる。
「うああああああぁぁぁ」
バイクがひっくり返る直前に、オレはいつも同じ声を出すらしい。
(自分ではよくわからないのだが)
「この前と全く同じ声がしたからやばいと思ったら、案の定バイク
ひっくり返ってるし。すーさんも学習能力ないよねぇ!ハッハッハ!!」
あんちゃんは高らかに笑った。
転倒の際、ウィンカーが割れてしまったけれど、しかしその他は全く問題無い。
異常に丈夫なバイクなのである。
このバイクはインジェクション仕様なので、たとえひっくり返ってもエンジン
は簡単にかかる。だからあわてて引き起こす必要もない。
とりあえず倒れた状態のまま記念撮影をするのがお約束になっているので、
今回も写真を撮ってみた。
ウィンカーは、あんちゃんがガムテープであっという間に応急処置してくれた。
流石は元バイク屋である。
■さるぼぼふたたび
飛騨金山の駅近辺は、実にのんびりした雰囲気である。
街のすぐ近くに大きな川が流れていて、自然も間近にある。
駅近辺もこじんまりしていて、なんとなくホッとする感じである。
かおるちゃんを駅まで送った後で、
残った我々4人は、駅の近くにあるお土産屋に立ち寄った。
そしてここで、あんちゃん・タカミツ・遠藤さんの3人は、実に
意外な行動に出たのである。なんとさるぼぼを買い始めたのだ。
お土産屋に入るなり誰からともなく、
「やっぱりさぁ、さるぼぼは買っておいた方がいいかなあ」
「うわ!いろんな種類のさるぼぼがあるぞ!小さいのも大きいのもあるぞ!
形もいろいろあるぞ!」
「どれにしようかな?やっぱりキーホルダータイプがいいかな?」
てな具合である。そして遂に、3人は、さるぼぼを購入したのであった。
あんちゃんは携帯電話にくっつけた。
タカミツはバイクのハンドルにぶら下げた。
高山でオレがさるぼぼを買ったときには全く興味無い素振りだったので、
こういうことになるとは予想外の展開だった。
なんなんだよ、
つまりみんなさるぼぼ欲しかったんじゃねぇかよ。
それにしても、「チーム文句」と「さるぼぼ」
これほど似合わないものがあるだろうか!!
チーム文句の旅2000 〜春の琵琶湖に大集合の巻〜 -8-
さるぼぼ。
よく見るとオレのバイクの左ウインカーは応急処置してあるのだ。
あ〜あ