■8月22日 三回曲がれば到着

第二次ミタザキ家逗留の開始。
この家に来ると とてつもなく楽なのだが、
そのかわり、旅気分はすっかり消滅する。

帯広空港に我が相棒様を迎えに行く。
暑い。気温29℃。
札幌以外は未体験という相棒様を、今日から数日間かけて案内する。
とりあえず帯広駅で豚丼を食べたり、六花亭でケーキを食ったり
するが、暑さと人の多さに辟易する。早いとこ脱出しよう。

国道を北上して、ナイタイ高原牧場に到着。
後で聞いたら、相棒殿、「スケールがあまりにでかくて、たまげた」らしい。
総面積1700ha、東京ドーム362個分の広さ、牛も3,000頭以上
いるらしい。展望台からの風景も良いが、展望台までの道のりの
風景の方がもっと良い。あまりに広すぎて、写真にはなかなか
おさまりきらない。ここの爽快さは、走った人が一番実感できる。

ナイタイを出て、上士幌の航空公園でひと休み。
ミタザキ邸は、ここから非常に近い。
・・・と言っても30キロあるんだけどね。
直角に3回曲がるだけで、あとは全部直線。
だからどうしても「すぐそこ」に感じてしまう。

その直線が果てしなくつづく道路で写真を撮っていたら、
CB1300に乗った小さな女の子(考えてみたらすごい表現だ)が
わざわざ停まってくれて「シャッター押しましょう」と言ってくれた。
相棒殿はちょっとびっくりしていたけど、北海道のライダーなら普通のこと。
それにこの道、車がほとんど通らないから、写真なんて撮ってると目立つのだ。

今やすっかり飲み仲間になってしまった鹿追町の村上さんがやってきて、
夜はまたしても餃子パーティー!であった。
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ナイタイ高原牧場。ここの爽快感だけは、走ってみないとわからない。
写真じゃおさまりきらないんです、この広さは。
帯広といえば、ぱんちょうの豚丼。独特のタレがうまいです。
今やすっかり我が飲み仲間になってしまった村上さん。
鹿追に行って村上さんと飲めないと、どうもしっくり来なくなってしまった!
逆光の道を、西へ向かって走る。
この道路は、定規で引いたみたいに本当に真っ直ぐだ。
近いのか遠いのか、感覚がおかしくなってしまう。