■8月21日 道草しながら
9時に撤収。美瑛へ向かう。
ツーリングマップル(昭文社)の美瑛詳細図は、実に正確。
美瑛の道は曲がりくねっていて複雑怪奇なのだが、地図の
おかげで今まで知らなかったルートを開拓できた。
留辺蕊(るべしべ)経由で、上富良野へ抜けた。写真を撮りな
がら、結局随分と美瑛に長居してしまった。
どうして南下しているかというと、またしてもミタザキ家へ
向かわなくてはならないからなのだ。東京から友人がやってくるので、
オレは明日から暫く接待モードに突入する。
道中、南富良野でJR幾寅駅に立ち寄って見学。ぽっぽ屋という
映画で、幌舞駅という名前で登場した駅。その両方の駅名が2つ
とも書いてあって、ちょっと愉快。田舎の駅はおおらかで好感持てる。
狩勝峠を超え、ようやく帯広に到着。
ここでなんと、オレはタイヤを交換してしまうのだ。
旅の前には、まだ十分持つだろうと思っていたリアタイヤが、
予想外のスピードで磨耗してしまい、既に丸坊主だった。
このバイク(R1100GS)は、リアタイヤの減りが極端に早い。
そして今どきなかなかないような妙なタイヤサイズなので、お盆を
はさんで取寄せするのはかなり大変だった。
帯広競馬場の目の前にある、さんえいモータース。このバイク屋
さんは、親切丁寧な対応で、とても良いバイク屋さんだ。
帯広から鹿追までの道のりは、濃霧でとても怖かった。
早く着きたくて抜け道したのがいけなくて、まだ6時だというのに、
真っ暗な道で迷いそうになり、泣きそうなほどの恐怖感を味わった。
さて、またしても鹿追生活の再開だ。
大好きな美瑛の丘。ここには絵になる風景がいくらでもある。
いつもお世話になっている帯広競馬場前の三栄モータースさん。
スタッフのみなさん、全員親切な方ばかりです。とても落ち着く店です。
十勝大橋も、霧でご覧の通り。幻想的だな〜なんて思っていたら、
この後の道で霧にまかれて大変な目にあった。霧は怖いです。