■9月1日 新しい季節

とうとう9月になってしまった。
長い夢から覚めてしまったような、寂しい気分。
小学生ならあきらめて学校へ向かうところだが、
しかしオレの旅はまだ終わっちゃいないぞ。

そんな気分とはうらはら。
霧多布は見事な快晴。
快晴無風のこの場所は、なんとも開放的で気持ちが良い。

夕べ一緒に酒を飲んだチャリダーの女の子と、今朝もおしゃべり。
あまりに気持ちがいいので、まったりしているだけでも満足。




よっこらしょと撤収し、10時半出発。
このあたり、観光要素は少ないのだが、良い道が多い。
特にムツゴロウ王国から落石までの道が、抜群に快適。
そのまま日本最東端(納沙布岬)をまわり、西へ戻る。



西へ戻る道中、ずっと真正面に太陽があり、ものすごく眩しい。
頭がぼんやりしてしまう。暑いし眠いし。
根室のキャンプ場を見たが、誰もいないし景色も良くないのでやめた。
結局霧多布へ戻ってきてもう一泊。
だってあまりにも快適だから。


またしてもチャリダーさんと宴会。
夜は真っ暗な道を灯台まで散歩してみた。ちょっとした夜の探検。


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快適な霧多布キャンプ場。風の無い快晴の日は最高。
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霧多布のすぐ近くにある、「なぎさのドライブウェイ」。
GSだと、砂に沈み込んでしまうのでちょっと辛い。
池のほとりで馬も草を食む。
観光地ではないが、とにかく道が抜群に快適。
コレがたくさんあると、妙に得した気分。
コレが根室名物「エスカロップ」。とんかつにデミグラスソース
がかかっている、ただそれだけではあるのだが。
納沙布岬の先端には、漂着したロシア船籍の漁船。
こういうのって、薄気味悪くて妙に見入ってしまう。