■8月17日 究極の腐れ縁
中湧別のセイコーマートの駐車場で朝メシを食っていたら、
なんと前方からバイクに乗ったウッチーがやって来るではないか。
ヘルメットの中の顔を思い切りほころばせながら、
「こんなとこで何やってんですか〜」と嬉しそう。
こういう偶然ってあるんだなとびっくり。
タバコを吸いながら、しばしの雑談タイム。
ちなみに北海道のコンビニの駐車場はたいてい広くできており、
おりぎり食べたりタバコ吸ったり雑談したりと結構くつろげる。
こうやってバイク仲間と話す時間も、なかなか楽しいのだ。
ここは単なる通りがかりの町。
その前にサロマ湖の展望台で写真撮ってフラフラしていたのだが、
ここへ来るのが10分ずれてただけでも会ってなかっただろう。
まさしく腐れ縁だな。
で、せっかく会ったし、ちょっとは一緒に走ろうかということで、
一緒に廃墟を見に行った。鴻ノ舞というかつての炭鉱町。
ここは完全なゴーストタウンで、あまりにも草が生い茂っているので
道の真横にあるのにまったく気づかずに何度か通り過ぎてしまった。
ウッチー、最近すっかり廃墟マニア状態。オレも嫌いじゃない。
しかしこの廃墟は あまり見るところがなかった。
そしてウッチーとは、またしても国道で別れた。
さてオレはどこへ行こうか。
人と別れたあとは、不思議といつも放心状態になってしまう。
ここまで来たら、いよいよ北を目指すべきかな、と考えた。
紋別の流氷館を見た後、一気に国道を北上。
そしてオレの大好きな、クッチャロ湖キャンプ場へ。
ああ、ここは憧れの地なのだよ。
早起きして、サロマ湖の展望台へ向かう。
ダートロードを走るのは、妙に快感だ。
(左)またしても出逢ってしまったオレ達。偶然とは面白いものだ。
(右)ライダーの味方、セイコーマート。道内では最強勢力です。
(左)またどこかで逢えるかな、と思っていたが、この後うっちーは、突如沖縄方面へ行ってしまった。
(右)紋別の流氷館で、マイナス20℃を体感。防寒着を着用して入室します。
紋別からオホーツク海に沿って稚内までつづくこの道。
こんな風に、交通量も少なく、豪快に走れる。
茫洋とした風景。いつも風が強い。道北とは何も無い所だ。